痛覚は、単純に痛みの感覚だと思う。難しいことは分かりませんが、刺激を受けた時、痛いと思うのが痛覚なんだと思います。
身体にかかる痛み以外に、心に受ける痛みも痛覚なんだろうと思います。例えば、好きな人に嫌いと言われれば、ショックで身体中に痛みが走ります。人に寄りますが、また、直接刺激を受けなくても、痛いと思うことはあります。
その不思議な感覚も踏まえて痛覚なのだと思います。また。人の痛みが分かると表現することが分かると言います。人の痛みを感じるのでしょうか?
テレビで足をぶつけている場面を見ると、「痛い!」と言って、自分の足を押さえることがあります。不思議です。刺激を受けていないのに、その場面の事を、自分と重ねてしまうのかもしれません。
人の心の痛みはなかなか分かりません。反対に、人の心を傷つけることはよくあると思われます。その時、相手の人の心は、痛いのだと痛感します。この感覚も痛覚だと思います。
人の心の痛みを感じるために、痛覚は、皮膚感覚のひとつとして、人に与えられた能力だと思います。
次回は、皮膚感覚の温覚について書きたいと思います。ありがとうございました。