温覚は、暖かい感覚だと思います。お風呂に入ると、体が温もり疲れが取れます。これが温覚だと思います。
前回も、触覚で手の温もりの事を書いたのですが、温覚で手の温もりも一緒の事で、触覚も温覚も温かみを感じる事は同じだと理解します。そしたら、何で温覚に着いて言うねんと思われますが、感じる温かみは、温覚の唯一の感覚だと思います。
特に感じるのは、人のやさしさの温かみです。それは、その人の心が温かいから、心に温かみを感じるのだと思います。温かみを触れて感じるのではなく、感覚で感じるのです。
温覚を触覚として括ってしまうと、本質的な、温かみが理解できず、人に思いやる、思いやられる感覚を知らずに過ごして行ってしまいます。人の心が温かいと感じるのが温覚だと思います。
次回は、皮膚感覚の冷覚について書きたいと思います。ありがとうございました。