五感の中の視覚を自分は理解しているのは、目に映るものを認識することだと思っております。例えば、男子は女性を、女性は男性を見たときの感覚は、人それぞれ違うのかと思いますが、まず容姿をみていろいろ感じるのだと思います。ここで、感じると言う事にぶつかるのですが、つまり、目に見えるものを感じるのだと思います。
目で見て感じるとなると、「目は口ほどにものを言う。」と言います。それは、今まで何度となく、良いも悪いも感じてきました。
例えば、 1.美男、美女を見ると露骨に見てしまう。 2.おいしいものをみると、目が輝く。 3.ほしいものが目の前にあると、目が欲走っている。 等々言い出したら切りがありません。 |
視覚と言うのは、目で見ているだけでは、すべてを把握しているわけではないと思います。目で見て、それを感じて、初めて目の前にあるものを認識することだと思います。
認識した後、人は、どのように反応するのかそれぞれで違いますが、不思議に思えるのが、目で見て好きか嫌いか感じるのは、また、それが、愛情や憎しみに変化するのは、なぜなんでしょうか?
人は、それぞれ同じものを見ていても、それぞれ違う光景を見ているのだと思います。人生が景色だとすれば、それぞれの心の思うがままに景色が変わって行くのだと思います。その景色を自分の目で見て、それは、自分の心の中だと認識できることが本来の視覚だと考えます。
見えるものが自分の心の中だと考えるのは、写し鏡と言う言葉にぶち当たります。次回は、この写し鏡を考えてみたいとおもいます。